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Metropolitan Bank & Trust Company (MBTPM)

Philippines / Banking

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Issuer Summary

Metropolitan Bank & Trust Company は、フィリピンの大手民間ユニバーサルバンクであり、厚い預金基盤、投資適格格付、高い資本比率、強い流動性がシニア発行体信用を支えている。2025年と2026年第1四半期の利益水準はなお良好だが、消費者貸出・カード債権、与信費用、CET1比率低下、フィリピンソブリンとの連動は主要な監視論点である。

現時点の信用力水準は、フィリピン大手民間銀行として投資適格の発行体信用を維持できる水準にあり、シニア銀行債の基礎的な返済・借換能力は、預金基盤、収益力、資本、流動性に支えられている。信用力の方向性は、強い資本と預金により大きく悪化しているわけではないが、消費者信用、与信費用、資本比率低下、ソブリン見通しを踏まえると、積極的な改善局面というより横ばいからやや慎重に見る段階である。2025年末CET1 16.1%、1Q26 CET1 14.2%、LCR 151.1%、NPL ratio 1.75%を踏まえると、短期的に信用力が急速に変わる蓋然性は高くないが、カード・消費者ローンの悪化、CET1の継続低下、ソブリン格付悪化が重なる場合は見方を見直す必要がある。

この信用力を支える最大の要因は、預金主導の資金調達と厚い資本である。2025年末の預金はPHP2.66tn、会社開示のCASA比率は59.2%、2026年第1四半期の預貸率は76.6%である。これは、貸出ポートフォリオを市場性調達に過度に依存せずに支える構造を示す。CET1比率も2025年末16.1%で、Fitch は大手銀行同業の中で高いと評価している。これらは、信用費用がある程度増えても、発行体信用が直ちに崩れない理由である。

収益力も信用を支える。2025年の親会社株主帰属純利益はPHP49.7bn、2026年第1四半期もPHP12.6bnであり、ROEは2025年12.3%だった。NIIは2025年PHP124.6bn、2026年第1四半期PHP33.4bnで、コア収益はまだ強い。手数料・信託収益も増えている。したがって、現時点で Metrobank は、損失吸収を資本だけに頼る銀行ではなく、利益で一定の信用コストを吸収できる銀行である。

Source issuer summary2026-05-13

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